時間・時代・変化 守り 攻め タイミング
世界二千年の歴史を振り返ると、
守りだけでも、攻めだけでも勝利した試しはない。
ときに守り、ときに攻める。
ある方面は守り、ある方面は攻めるのである。
そのタイミングこそ重要だ。
瀬島 龍三
(元伊藤忠商事特別顧問)
『経済人の名言・上』 209頁
他には、こんな名言も…
攻撃的――というと、いかにも景気がいいし、カッコもいい。が、いたずらに攻撃的なのは、攻撃的なのではなく無謀というものである。進むときは進み、退くときは退く――というのが、昔からの兵法の常識ではなかったか。ただやみくもに突進し、みずから墓穴を掘った例は、古今東西、いくらでもあったことだ。